株式市場を理解しよう①

こんにちはハルです!老後2000万円問題や、コロナショックの株価の大幅下落を機に、資産運用や株式投資を始めたいけどよくわからない!そんな方に今回は株式とは何か簡単な説明をしていきたいと思います。今回のテーマは株式が全くわからない人向けに書いてあるので、簡単すぎると思う人は少し退屈かもしれませんので、すっ飛ばして読んでくれても構いません。

 

それでは説明していきます!!

 

・株式とは?

 

株式は簡単に言えば「会社の権利」です。

会社が何かしらのビジネスを始めるには、まとまった大きな資金が必要になります。そのため、会社のことを信用して

「会社の権利をお金で買ってくれ!」

と起業家は会社の権利を切り売りします。それにお金を出して購入するのが投資家(株主)💰👴です。こうして経営活動が行われる方式が株式会社の仕組みです。

 

その一方で投資家はそのビジネスがうまくいくか、倒産しないか配当金がたくさん継続的にしっかりもらえるか、といったことを考慮してその会社の株式を購入します。

 

・株式を買う・売るって何?

 

株式を購入した投資家は、必要に応じて株式を他の投資家に売却します。

必要に応じてというのは、投資家自身が急にお金が必要になったり、その会社の業績や世界の経済情勢が悪化するといった、先行きが悪くなると判断することなど、様々な理由があります。

 

そのため、株式を売買する場所を設けられています。その場所が「証券取引所」です。

 

しかし、全ての株式会社の株式を証券取引所で売買できるわけではありません。株式会社は業績や信用がある程度認められて、会社の経営や管理体制が整理されていることが認められることにより、証券取引所で株式を売買することができるようになります。このようなことを上場(IPO)といいます。上場された会社の株式は、証券取引所で売買されるようになります。

 

つまり、上場していない株式会社の株式は買えないんですね。。。

上場していない株式も買おうと思えば買えますが、その起業家の知り合い、コネやツテがない限り難しいですね〜〜。

 

また、余談ですが、

「未上場株に投資しませんか!!」

「100万円がIPOによって10億円に!!」

と謳った怪しい投資詐欺の話が最近のSNSなどであるため、気をつけましょう!

本当に儲かるなら自分で勝手にやってろ!

ってやつですね(笑笑)

 

以上が株式の概要です。

 

・日本の証券取引所

 

次に証券取引所について説明します。

 

日本には証券取引所は4つあります。証券取引所では先ほども説明したように株式が売買される株式市場(マーケット)を運営しています。つまり、市場が開いていなければ、株式の売買は基本的には行えません。

 

証券取引所で最大規模の取引所は、

東京証券取引所(東証)です。

営業しているのは、

土日祝除く平日の9時〜15時(11:30〜12:30休憩)

であり、

9:00〜11:30の取引の時間を前場(午前の取引)

12:30〜15:00の取引の時間を後場(午後の取引)

の時間帯で株式を売買できます。

1日で午前午後合わせて5時間となっています。なんか少し短いと感じる人もいると思いますが、

取引時間を伸ばそうという動きも近年ではあるそうですが、今のところは5時間です。

上場している会社約3600社の内の9割はこの東証に上場しています。

 

それ以外は地方市場があります。

それが以下の3つです。

 

名古屋証券取引所 

札幌証券取引所

福岡証券取引所

 

これらの取引所が、営業しているのは、

土日祝除く平日の9時〜15時30分(11:30〜12:30休憩)

であり、

9:00〜11:30の取引の時間を前場(午前の取引)

12:30〜15:30の取引の時間を後場(午後の取引)と言います。

 

この地方市場にはそれぞれの地元の会社が上場しています。

例えば、健康ジムのあのライザップ💪は札証に上場しています。

 

 

それ以外に大阪証券取引所もあります。これは株式以外の先物取引などが行われますが、ここでは割愛します。

 

株式投資を始めるには?

基本的には、証券会社に口座を開設して、お金を預けることによって、株式を購入できます。

証券会社としてはSBI証券や、楽天証券松井証券などがあります。ライザップの株式を買いたければ、札幌に行かなくてはならないということでありませんので、安心してください!!!

 

・株式の取引

 

さて、証券取引所の説明が終わったところで、

次に、株式を買うことについて書いていきます。

 

上場された株式は、1株○○円として取引されており、その値段で株式を買うことができます。

 

2019年10月から全ての株式の最低株式売買単位が100株になりました。従って、ヤフーファイナンスで自分の買いたい会社の株価を調べて×100した金額が、その会社の株を買うために最低でも必要な資金ということになります。

 

詳しい株価情報はyahooファイナンスで調べましょう。

https://m.finance.yahoo.co.jp

 

たとえば、トヨタの株式を買いたいなら、こんな感じです。

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6774円×100株で、

最低677,400円が投資に必要ということになります。ちょっと高いかな〜〜?

 

と思う人には、Zホールディングス(4689)なら

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今なら46,000円で買えることになります。このくらいの小さな金額であれば、どうでしょうか?このように、上場している会社の株価は金額は何れにしても少し高いと感じるものがあると思います。ではなぜ、株式に投資するのか、

メリット・デメリットについては次回説明します。

 

 

 

 

まとめ

 

株式は会社の権利!

 

事業を始めるために起業家は自社の株式を切り売りして資金を調達する。

証券取引所では、株式を売買できる。

 

上場していない会社の株式は購入できない。

(未上場株の投資詐欺に注意!)

 

株式を購入するには、証券会社に口座を作る必要がある。

 

株の種類にもよるが、値段はそこそこ高い。

 

 

以上です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。